幼児足測定自動判定へ挑戦!
幼児の足測定画像データも増えてきた2020年。
九州大学ADS育成室に幼児の足測定判定自動化にチャレンジしてもらいました。
コロナ禍においてプロジェクト自体が中止するのではないか?という不安の中
期間は短縮したものの学生さんが知恵を絞り研究を繰り返してもらい
本日はその進捗発表がシンポジューム内で行なわれました。
今まで私たちの足分析作業は、ほぼ100%熟練者によるものでしたので、学期末など測定が重なると大変でした。
3年前まで自動化は、夢のまた夢でしたが近年の機械学習能力の高まりや今日の研究発表などを聞くと実現も視野に入ってまいりました。
この自動化が実現すると、子ども専用足測定器を園施設に配置しいつでも測定ができるようにします。
その測定データを元に保育プログラムの見直しや改善。
保護者へは靴の履き替え時期やその子の足に合った靴ブランドまで知らせることができます。
そうなると子どもは足に合わない靴から解放され足変形の予防につながるのです。
保育士も保育中の事故の軽減や足にフィットした靴で園児の活動も広がってくるでしょう。
おそらく靴のフィット感が増せば運動能力もきっと高くなるはずです。
不マッチな靴からの解放が日本の子どもの力強い活動につながると信じています。
まだまだ、道半ばですが 今回の発表で実現までの道筋が見えました。
一般社団法人チャイルドヘルスケア協会
代表理事 柴田英俊